2010情報化シンポジウム・イン・京都を振り返って

日本はブロードバンド大国にも関わらず、ICTの利活用が遅れている国。ICTの利活用をどう進めていくのかは今後の課題となる。

それは単なる効率化というだけの問題ではない。

家族や親類といった血縁や地縁のつながりだけでなく、地域の新しい縁や絆を生み出すことができるからだ。

では、例えばどのような構想が考えられるのか?

遠隔医療、病院に行かなくても診察を受け、処方箋も受け取れるサポート。これをさらに発展させれば、同じ病気で悩みをかかえている人たち同士がネットワーク上でコミュニティを築き、ICT上でお互いの悩みを共有でき、その知恵や励まし合うことができる。人は共通の課題をもつ人と同士何故か妙に共感してしまうことが誰でも実感としてもっているはずだ。また同じ悩みをもつ人が別の人にとって自らの経験からその解決策を提示することだってできる。もちろん全て人に依りかかるということではないが、家族以外の自立的な第3のつながりとしてICTは築くことができる。


次の生活文化としてICTをとらまえることも必要ではないか?


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このページは、tanishigが2011年1月19日 07:35に書いたブログ記事です。

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