2013年3月アーカイブ

高度海外人財活用セミナー2013に参加

「高度海外人財活用セミナー2013」に参加してきました!!

このセミナーは、近畿経済産業局「近畿地区高度海外人財活用プロジェクト」が主催で、外国人留学生やグローバル人材育成のための具体的な事例紹介や情報交換の場です。

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結論として、現在の日本の立ち位置、つまりグローバル社会なかの日本、少子高齢化と人口の減少という現状を考えたときに、経営者側の目線となりますが、留学生という人財をもっと活用していこうよということです。企業としては優秀な人材にどんどん出会いたいし、異文化の人たちが入ることによる企業の活性化やイノベーションが生まれるのを期待しているのですね。

もちろん僕たち日本人のなかでも、グローバルに活躍できる人材の育成が必要です。しかし、日本の現状はというと・・・まず英語力。日本のTOEFLスコアは、163か国中135位。アジア内でも27位という国際的に見ても低いのです。その試験を受験する人自体が稀なイメージがありますよね。それでもこの順位なんです。
そして、日本から海外への留学数も減少傾向。中国は10年間で3倍にも増えています。まあここに関しては、このご時世「留学」に対する「目的」がはっきりしてこないのというのもあるのでしょうね。驚きなのは、世界の有力大学に比べて、日本の大学の外国人教員比率が低いこと。知の学府がこのような現状では確かに日本のグローバル人材の育成は困難でしょう。

質疑応答の時間に、ある大学のキャリアセンターの方も問いかけていましたが、日本の大学生と外国人留学生との間には、いろいろな意味での「ズレ」は大きいということ。つまり同じ課題について取り組んだときに、必ずコンフリクト(衝突)が生じるそうです。ではそのコンフリクトがなぜ生まれるのでしょうか?僕自身がまだエビデンスとしてはありませんが、恐らく、今までの家庭や生活環境含めての「教育」のバックグラウンドの違い、そして多様な文化のなかで意見をまとめあげていく経験が少ないからだと考えています。このようなプロセスを経験するということは、大学生にとって成長にもつながるので、そのような場が必要だということです。

僕が気になるのが、留学生は、日本企業に就職してどのような生活をしているのか?見知らぬ土地へ引っ越すだけでも、とても多くの困難や孤独感がありますよね。それに加えてさらに、国も文化も違う人が、まったく見ず知らずの生活圏で暮らすというのは、本当にものすごいストレスがあると思います。その辺りをフォローしてくれているNPOもあるかと思いますが。異文化でのコンフリクトを回避するコミュニケーション。そしてよりグローバルなコラボレーションを創出するコミュニケーションや場とは何か。今後も探究していきたいと思います。



子どもOSとデザインイノベーション

キッズデザインシンポジウム2013に参加してきました!!

NPO法人キッズデザイン協議会「こどもOS研究会」が主催です。
そもそも「キッズデザイン」って何?というところですが、

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気をつけなくてはいけないのは、子どもデザイン、子どものためのデザイン設計ということではなく、大人も楽しめるということ。そして安全・安心を過剰に求めすぎてガチガチにしてしまわないこと。つまり「遊び」がポイントなんですね。

また、「こどもOS」って何?ということでですが、子どものたち特有な思考から発現する動作や行動のことで、名前の通りその基本ソフトであり、そこを共通言語として体系化し、デザインの際に、そのソフトに様々なおとなのもつアプリケーションをインストールしていくんです。

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僕は、残念ながら、途中からの参加だったのですが、京都造形芸術大学の教授であり「行為のデザイン」のムラタ・チアキさんのお話には間に合いました。竹村教授とも同じく、ものすごい偶然の出会いです!!
日本は、まだまだ楽しくて、わかりやすい展示というのがないよねという話しや、初等教育への「でざいん」授業の提言。

現在の教育は、Skillばかりが問題になる。Willを伸ばしていないということ。そこにう「でざいん」という考え方を取り入れることで、すべての科目を横断的につなぐことができ、デザイン思考のサイクルを身につけ、デザインマインドの人材創出するということ。ダブルメジャー教育などなど、本当に示唆に富む内容でした。

僕が何より目から鱗だったのが、
行為の理論化とシグニファイアとアフォーダンス ⇒ ガイドライン・発想カード ⇒キッズデザイン(デザインイノベーション)
という図式。
僕もコミュニケーション・デザインという言葉に捕われるのではなく、しっかりと理論化が必要であり、もっと先人達のデザイン理論を整理しなければということを実感しました。でも、デザイン思考の基本は同じなんだけどね。

来たる2013年3月23日(土)と30日(土)ATC内大阪デザイン振興センターでSOCIAL DESIGN CONFERENCE 2013が開催されます。すでに2月は東京で開催され、あの竹村教授もパネリストして参加してました。行きたかったな〜。
「2033年の日本を描くグランドデザイン」を描き、発信し、ムーブメントから行動へつなげていこうというもの。こちらも参加予定です!!


AMN全国ブロガーツアー in 大阪 に参加!

3月1日に大阪(本町)ブロガーツアーに参加してきました。主催AMNさんは、今年をブログ10周年と位置づけ、もっとブロガーの人たちにプラスなるイベントを開催していこうということで、大阪での初開催だったんです。

 当日のプログラムは・・・

  1. 参加者自己紹介
  2. ライトニングトーク
  3. ブログの運用等(コグレさん)
  4. パネルトーク (コグレさん、増永さん、AMN中山さん)
勢いにまかせて、全く面識のないところに飛び込んだので、挙動不審でドキドキの浮つき加減は半端ないという状態でした。
しかも1人3分間のライトニングトークにも挑戦したのだから、もう本当に自分を褒めてやりたいです。嬉しかったのは、ブロガーの皆さんは本当に温かい人が多いんです。ありがとうございます。


 「Blogは文化である。」

きました!なんて何のエビデンスももたずに話しをしているんだと。つかみからつまずきながらも、【三世代が「つなぎ」「つながる」子育てデザインとストーリー】というテーマでプレゼン。自分のなかの構想&イメージを話していたので、今思えば、もっと事例紹介的な内容にすればよかった・・・。


 「ネタを探して、誰かに伝えたい」

これはコグレさんのことばです。そうなんです。ブログやる上で、このモチベーションがポイント。増永さん曰く、「ブログをやっていると、知り合いや友人が増える」ということ。これもとても重要な点ですよね。ブログを通じて全く知らない人とつながる、誰かとつながっているという心の深度を広げることがブログはできるんです。もちろんネガティブコメントもあったりで、そんな時はただ凹むそうですが、「伝える」ことで、反響や共感が連鎖していく、自分のライフログであり、さらに人生やコミュニケーションのホームグランド(場)としてブログは機能しているのです。

参加ブロガーさんのブログを拝見するだけでも書き方や着眼点など勉強になります。
今回の記事は、少しいろいろと参考にして書いてみました。画像も工夫したいです。
本当にありがとうございました!!





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